歴史を学ぶ意味
お立ち寄りくださいまして、ありがとうございます。
以前、テレビか何かで歴史の教科書の記載が、だいぶ変わってきているということを耳にしました。
例えば、むかし、一万円札の肖像画として使われていた聖徳太子、現在は実在していない人物として扱われているそうです。
また、鎌倉幕府成立は1192年ではなく、1185年、“いい国作ろう、鎌倉幕府”というゴロで覚えてものですが、今は“いい箱作ろう”になっています。
武田信玄の肖像画も私の時代は、豪傑なイメージの人物が描かれていましたが、現在はまったくの別人のものが記載されています。
源頼朝や足利尊氏の肖像画も同様に、教科書からカットされているそうです。
研究が進み、様々な事実がわかり、情報が訂正されるのは当然だと思うのですが、正直私は、そういったものを学んだり、覚えたりする必要性を感じません。
歴史にロマンを感じ、その世界を楽しむ方々を否定する気もまったくありません。
でも、歴史を学ぶ本当の理由は、もしかしたら、人間はこんなバカなことを長い間繰り返してきたのだと気づく事にあるのかもしれません。
技術の進歩は近年目覚ましく、ますます発展していっています。
しかし、人間そのものはどうでしょう?
その精神性は高い技術にみあっていないように感じます。
そのうち、その技術で自分たちの首を絞めなければ良いなと思います。
まあ、こんなことを書いている私自身が、わが身を滅ぼさないよう日々、努めていかなければなりませんね。
最後までお読みいただきありがとうございました。
【メモリーズ・オブ・ユー】すみや八澄
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