小さいおじさんの正体
お立ち寄りくださいまして、ありがとうございます。
十数年前でしたか、「小さいおじさん」というのが流行りました
芸能人が語る模様を何度かテレビなどで見たことがあります。
私はその話を聞くたびに、仕事をもらうためについた嘘、ネタなのだろうと思っていました。
しかし、ブームも下火になってきた頃、私も実際に見てしまいました。
今日はその話をしようと思います。
ある日の休日、朝、目覚めた私は時計に目をやりました。
「まだ、6時か」
特に何の予定も無い日だったので、もう一寝入りしようと寝返りをうちました。
ベッドは、部屋の角にピッタリと付けるように置いていて、私は壁側を正面に体勢を整え、二度寝という至福のひと時をしばし楽しむことにしました。
しばらくして、何気なく目を開けると、壁と私の間(約20cmくらい)にいたんです。
“小さいおじさん”が
それは、身長約25cm、顔は「サザエさん」に出てくる眼鏡なしの波平さん(頭の感じはそっくり)のようで、紺色のジャージを着た、三頭身くらいのまさに“小さいおじさん”でした。
そのおじさんは私と壁の僅かな隙間をトコトコと通過し、壁の中へ消えていきました。
「見ちゃったよ」
私は、完全に目が覚めてしまい、至福のひと時は終わりを迎えました。
私はこの経験から“小さいおじさん”の正体は「入眠時幻覚」ではないかと考えています。
入眠時幻覚とは寝入りばなによく起こり、体が宙に浮いたり、人や動物の気配を感じたり、不思議な幾何学的模様を見たりするそうです。
でも、なぜ同じような現象を多くの人々が目にするのでしょう?
なにか事件・事故が起こると、同じような事件・事故がたて続けに起こることがよくあります。
このことから、人間は皆繋がっていて、無意識レベルで様々な思考を共有しているのかもしれません。
マイナスの思考は共有したくないですが。プラスの思考で繋がれば、世の中も良い方向へ向かうのではないでしょうか?
まあ、そう考えれば、寂しがり屋の人は孤独を感じなくて済むかも。
最後までお読みいただきありがとうございました。
【おもいっきりパラダイス】すみや八澄